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下町の風情と新たな文化が交わる街 深川について

東京都の東に位置する"深川"は清澄白河、森下、門前仲町、木場などを含む地域です。
古くは江戸が町づくりをはじめた慶長時代に、摂津国の深川八郎右衛門ほか6人が開拓した土地とされ、商業開港地域として様々な人が移り住み、文化的な中心地となりました。

今も深川の街を歩けば、昔ながらの風景に、美術館やカフェ、セレクトショップなどが並び、下町の風情と新たな文化が交わる街 "深川"を楽しめます。

そして、江戸三大祭の一つに数えられる"深川祭り"は約50万人以上の見物客と総勢2万5000人の神輿の担ぎ手たちの歓声と熱気が重なり、沿道の観衆から掛け声とともに清めの水を掛けられる光景は、約380年前から変わらない深川の風景です。

世界に一つだけの蒸留器 ニューツブロ蒸留器

深川蒸留所が開発した蒸留器は、
"ツブロ式蒸留器"を参考にしています。
ツブロ式蒸留器とは、江戸時代に伝来し、以降も日本では旧薩摩藩以外では見つかっていない事から、世界的にも珍しい蒸留法が行える器材となります。
深川蒸留所では、家庭用蒸留器"リカロマ"の開発などで知られる"リカシツ"の協力の元、
このツブロ式蒸留器を参考に
『ニューツブロ蒸留器』を開発しました。

その土地によって変化する蒸留の技術 深川蒸留所のクラフト

蒸留の歴史は5000年前のメソポタミアに起源があり、そこから様々な国へ広がったと言われています。
深川蒸溜所の“クラフト”は、その歴史を遡り、
研究することから始まりました。

『その土地によって変化する蒸留の技術』
そこに我々が追究すべき"クラフト"を見出し、日本古来の蒸留技術であるツブロ式蒸留器を現代に再現しました。

深川蒸留所を立ち上げたチームは、旅を愛する人たちです。
世界を巡る中で得た経験を、蒸留器の中で多彩なボタニカルと交わらせ、新たな一滴とする――そこで生まれた香りの道こそが、深川蒸留所のクラフトであり、旅路です。

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